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風鈴の音にはどんな効果がある?メカニズムも解説

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夏の暑い日、

窓から風鈴の音が聞こえてくると、

とっても風情がありますよね。

 

私は風鈴の音を聞くと、

うちわで扇ぎながらずっと聞いていたい気持ちになります。

ストレス社会を生きる私たちにとっては、

心落ち着く時間をもたらしてくれる

最高のアイテムなのかもしれません。

 

日本人の心に馴染みが深いだけでなく、

あの心地良い音色には、

しっかりとした理由やメカニズムがあったのです。

 

今回は、風鈴の意外な効果や楽しみ方などを調べてみました。

風鈴の音のメカニズムとは?

風鈴は、エアコンがなかった時代に、

日本の蒸し暑い夏を乗り切るために

風鈴の音を楽しんでいたと言われています。

 

確かに風鈴の音色は涼しげですよね。

鈴虫の声にも似ていると言われています。

調べてみると、

風鈴の音が心地良いのにはこのような理由がありました。

 

風鈴の仕組み

風鈴は、陶器やガラスでできた鐘型の本体に、

「舌」(ぜつ)と呼ばれる部品を

内側に紐で吊り下げています。

 

その先に短冊を取り付けていますが、

実はこれ、

風を適度に受けやすくするために付けられているのです。

 

デザインとして付けているだけでなく、

理にかなった構造なんですね。

短冊が風にそよぐ姿も、風鈴の魅力のひとつです。

 

風鈴の音

風鈴の音と言えば「ちりんちりん」という優しい音。

なぜ風鈴の音は癒されるのでしょうか?

それは、風鈴の音は

“風のリズム”と同じだからです。

 

テレビなどで1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)

という言葉を聞いたことはありませんか?

これは、脳波をα波の状態にし、

リラックス効果をもたらしてくれるリズムです。

 

例えば、雨音や心臓の音、

ろうそくの火の揺れなど、

自然界にも溢れているものです。

 

私は波の音を聞いているととても安らかな気持ちになりますが、

これもそのひとつです。

風の音はこの“1/fゆらぎ”であるため、

風鈴の音も癒し効果があるということなんですね。

小さな風鈴にも様々な工夫があります

風鈴の歴史は??

風鈴は中国の「風鐸」(ふうたく)というものが元となっています。

これは青銅でできており、

私たちが思い浮かべる風鈴と違い

「カランカラン」という鈍い音がします。

 

現在でも風鐸がお寺に吊り下げてあることもあり、

私も京都へ旅行に行った際に見かけたことがあります。

元々は納涼のためではなく、

魔除け・邪気除けとして使われており、

“この音が聞こえる場所は災いが起こらない”と言われていました。

 

風鐸は、中国の唐の時代にはすでに存在していました。

「占風鐸」というものも存在し、

占いの道具として使用していたという歴史もあります。

それが仏教建築文化と共に、

日本に伝来したと考えられています。

 

日本では、平安時代に貴族が魔除けとして

風鐸を吊るしていたのが最古と言われています。

「風鈴」という名前は、

鎌倉時代末期ごろから使われ始めました。

この頃は「ふうれい」と読んでいたそうです。

 

魔除けとして風鐸が使われていた時代は、

気温や湿度が上がる夏に疫病が流行していたため、

暑い時期に風鐸を吊るすのが定着していったそうです。

涼しさを感じるために作られたものではなかった

というのが意外でしたね!

 

18世紀にオランダから

透明なガラスの作り方が日本に伝わると、

19世紀にはガラス細工が江戸で盛んになりました。

江戸硝子は今や日本が誇る伝統工芸ですよね。

江戸時代末期ごろになると、

“吹きガラス”で作られた風鈴が江戸で流行したそうです。

 

このように風鈴は私たちの生活に密着していきました。

こんなに科学技術が発達した今でも、

平安時代にあったものを使っている

なんてなんだか不思議ですよね。

 

魔除けの意味を込めて風鈴を

飾ってみるのもいいかもしれません!

風鈴の原点は魔除けだったんですね…

より風鈴の音を楽しむ方法!

最近はさまざまな種類の風鈴が販売されています。

現代のインテリアにマッチした

オシャレな風鈴やご当地風鈴もあり、

集めたくなってしまいますね。

 

素材によって音が大きく変わりますので、

いろんな音色を楽しんでくださいね。

その中でも代表的な風鈴をご紹介します。

 

江戸風鈴

風鈴といえばこれを思い浮かべる方も多いと思います。

「ちりんちりん」という涼しげな音色です。

吹きガラスの風鈴に、

金魚などの絵付けが施されたものです。

形も丸型以外にひょうたん型など4種類ほどあり、

完全に手作業で作られているものもあります。

 

南部風鈴

大正時代になると、

南部鉄器の産地である岩手県で鉄製の風鈴が作られるようになりました。

お寺の鐘のような形や屋根を模ったものが有名です。

澄みわたるような「リーン」とした音色が特徴です。

 

竹風鈴

大分県の別府市で主に作られている、

竹籠を逆さまにしたような風鈴です。

「カランコロン」という優しい音が鳴ります。

「別府竹風鈴」と呼ばれる別府市の伝統工芸品ですので、お土産にもいいですね。

 

有田焼風鈴・九谷焼風鈴

この2つは焼物で大変有名ですね。

陶磁器でできた風鈴は焼き加減などによって

音色がひとつひとつ全く異なるそうです。

 

備長炭風鈴

和歌山の無形文化遺産にもなっている紀州備長炭でできた風鈴。

こちらは棒状の風鈴で、

風に揺れると備長炭同士がぶつかって音が鳴ります。

爽快でサラサラとしたイメージの音が魅力的です。

 

その他、黒石やクリスタルでできた風鈴など、

個性的な風鈴がたくさん作られています。

短冊の絵柄も一期一会で、見ていて飽きませんね。

 

形が同じでも、同じ音がなる風鈴は

ひとつもないというのも素敵です!

 

私は旅行に行ったときに各地で聞き比べて、

気に入ったものを購入してみたいと思います。

 

「外に吊るすのは気が引ける…」

という場合は、玄関に吊るしましょう。

家に帰って来たとき、

ドアから吹き込んだ風で風鈴が優しく鳴ります。

 

また、エアコンの風の先に吊るしてみてもいいですね。

引き戸にウインドチャイムとして掛けるのもオシャレです。

 

いかがでしょうか??

知れば知るほど風鈴は奥が深く、

魅力を改めて感じることができました。

 

最近私が気になっているのは、

風鈴の手作り体験です。

世界にひとつだけの風鈴なんて心が躍りますね!

 

皆さんもこれからの季節、

ぜひ風鈴の音で癒されてくださいね。

今回のまとめ

・小さな風鈴にも様々な工夫がある

・風鈴の元の役割は魔除け

・様々な風鈴を試してみてもいいかもしれません

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